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 乗務中の女性客室乗務員(46)から社内基準を超えるアルコールが検出された問題で、日本航空は25日、乗務員が機内で飲酒したとする社内調査結果をまとめ、発表した。乗務員は飲酒を否定していたが、機内のゴミ箱から客に提供していないはずのシャンパンの空き瓶(170ミリリットル)1本が見つかったことなどから、飲酒があったと判断した。

 日航は今後、乗務員の社内処分をする。また、赤坂祐二社長の月額報酬2割(1カ月)、安部映里客室本部長の同1割(1カ月)を返上するという。

 日航によると、乗務員は17日夜の乗務便の機内での飲酒検査で、社内基準を超えるアルコールが2度検出された。同僚3人がアルコール臭に気づいた。乗務員の担当範囲そばの調理室から空き瓶が見つかったほか、乗務員が頻繁にトイレに出入りしていたこと、社内の実験でマウスウォッシュなどの影響が考えられないという結果になったことなどから、飲酒があったと判断したという。

 この乗務員をめぐっては、昨年11月にも機内での飲酒が疑われる情報が同僚から寄せられていたという。(贄川俊