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 三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)は、グループ中核の三菱UFJ銀行の三毛兼承(かねつぐ)頭取(62)が社長を兼務する人事を固めた。平野信行社長(67)は会長に就く。26日にも臨時取締役会で決め、来年4月にも新体制が発足する。

 三毛氏は昨年6月に三菱東京UFJ銀行(現・三菱UFJ銀)頭取に就任。国際経験が豊富で、FG社長も兼務して海外展開の司令塔も担うことになる。3メガバンクでは、三井住友FGとみずほFGは持ち株会社のFG社長と中核銀行の頭取を分けている。一方三菱UFJはこれまで兼務が多く、今回もひとまず同様の形となった。

 平野氏は2013年4月に三菱UFJFG社長に就任。資本提携する米金融大手モルガン・スタンレーとの関係強化やアジアの銀行の買収、出資を進めた。今年4月には三菱UFJ信託銀行の法人部門を三菱UFJ銀行に移すなど構造改革も行った。(柴田秀並)