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 丸亀城で崩落した石垣をめぐり、香川県丸亀市は26日、2023年度の完成をめざす本格復旧の事業費を「31億5千万円~35億5千万円」と明らかにした。市議会に新たに設置された丸亀城復旧復興特別委員会で、谷口信夫・市都市整備部長が説明した。

 谷口部長は完成まで確定はできないとしつつ、「この幅に必ず持っていきたい」と述べた。市によると、東日本大震災で石垣が崩落した小峰城跡(福島県白河市)の復旧費を踏まえて算出。災害対策として国の補助を7割見込む。ほかに、再崩落の防止など来年5月まで予定する応急対策に1億円余りかかる。

 本格的な復旧工事は、来年度に着手する方針。工事のスピードアップのため、設計と施工を一括発注する「デザインビルド方式」の採用を市が提案し、了承された。(三島庸孝)