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 大阪府泉大津市は、衣服や繊維にまつわるエッセーを対象にした「第7回オリアム随筆賞」の受賞8作品を発表した。最優秀賞(賞金50万円)には寝屋川市の本田好美さん(52)の「天国の帽子」を選んだ。3月31日に表彰式がある。受賞作品は市のホームページで読める。

 同賞は繊維産業が盛んな市のPRを目的に、市制70周年の2012年に創設された。今回は国内外から435点の応募があった。

 看護師の本田さんは、末期がんで脱毛した女性患者に贈った手編みの帽子をめぐる思い出をつづった。

 選考委員長の作家、難波利三さんは選評で、「年甲斐(としがい)もなく泣かされた。人間の強さと優しさが心に響く」とたたえた。(加戸靖史)