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 シャープは26日、亀山工場(三重県亀山市)で下請け企業の日系外国人労働者が雇い止めされた問題を受け、「誠に遺憾。できる限りの対応に努めていく」とのコメントを出した。三重県が開く就職相談会に参加するなどし、自社関連の仕事を紹介するという。

 亀山工場では、米アップル「iPhone(アイフォーン)」の部品生産が今年に入って減少し、従業員の勤務が短縮。自主的に辞めたり、下請け各社が雇い止めを通告したりして約2900人の日系外国人が退職したという。シャープ幹部は、下請け企業について「自ら法令を順守することはもとより、(さらに下請けの)再委託先にも順守させなければならない」との認識を示した。

 シャープはまた、半導体事業を切り分け、完全子会社にすると発表した。他社との協業をしやすくすることなどがねらいだ。戴正呉(たいせいご)会長兼社長は報道陣に対して「経営資源は限られている。国内や海外のメーカーと組むことも考えている」と述べた。(岩沢志気)