拡大する写真・図版「スポGOMI大会」に参加し、ごみを拾う親子チーム=和歌山県橋本市

[PR]

 ごみ拾いにスポーツの要素を加えた「スポーツごみ拾い」のイベントが各地で開かれている。決められたエリア内で、制限時間内に拾ったごみの量をチーム同士で競い合う。ごみ拾いといえば、従来は「社会奉仕活動」のイメージが強かったが、競技として楽しみながら参加でき、人気を集めている。

 和歌山県橋本市で昨年12月中旬、「スポGOMI大会」というイベントが開かれた。この日は、市内の公園に6歳~78歳の参加者約70人が集まった。

 1チームは3~5人。公園を起点に、駅の周辺や住宅地などの約1キロメートル四方が競技エリアだ。1時間内に拾ったゴミの量を競う。

 午前10時前。スタートの合図とともに、ポリ袋やトングを手にした参加者たちが、公園を出発した。

 「あった、あった!」。ごみをみつける度に歓声が上がった。路上のペットボトル、コンビニエンスストアの袋――。街中のごみが次々と拾い上げられていく。

 壊れた傘などの路上で目に付きやすいごみのほか、側溝にたまったたばこの吸い殻など、細かい物もめざとく見つけていく。

拡大する写真・図版砂浜にポイ捨てされたたばこの吸い殻=東京都港区のお台場海浜公園

 時間をかけて足をのばし、ライバルのいない遠くの場所まで行くか、近場でしらみつぶしに探すか。多くのごみを拾い集めるためには、その場所の状況に応じた戦略も欠かせない。

 1時間後、公園に戻った各チームのごみの重さが計量にかけられた。

 ごみの種類によって、重量あたりの得点に差を付けるルール。金属などの重い物は低く、吸い殻などは高く設定されている。このため、見た目の量が多くても、勝つとは限らない。

 集めたごみは計60キログラム余り。得点が上位だったチームには、和歌山県特産の梅干しなどの賞品が贈られた。母親や弟と一緒に参加した橋本市の森下愛子(あこ)さん(10)は「ごみをめっちゃ探した。楽しかった」と話した。

■海外で…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら