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 ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑(ほんじょたすく)・京都大特別教授(76)が26日、京都大で記者会見を開いた。京大が今月創設した「本庶佑有志基金」について、1億円の寄付の申し出があったことを明らかにした。「滑り出しがよかった。たいへんうれしく思う」と話した。

 基金は、若手研究者の支援が目的で、寄付などで1千億円規模を集めたいとしていた。自身のノーベル賞賞金の約5千万円も寄付したという。

 本庶さん側は、研究成果をもとに開発されたがん治療薬「オプジーボ」を販売する小野薬品工業に対しても、基金への協力を求めている。この交渉については「京大も積極的にかかわっている。問題はいくらか、いつか、という部分だけだ」と話した。

 今回の会見は、受賞決定以降、報道各社から取材の求めがあり、それに応じる形で開かれた。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/野中良祐