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 愛媛県警四国中央署と県山岳連盟が、四国中央市の赤星山(1453メートル)山頂に、遭難など緊急時に備え、登山者が自由に使える携帯電話のソーラー発電式充電器を設置した。同署によると、県内の山岳地域での携帯電話充電器設置は初めて。

 充電器は縦約65センチ、横約25センチの縦型で、ケーブルに2種類の充電端子が1個ずつ付属している。昨年12月21日、同署の山岳警備救助隊員(12人)らが同市富郷町の登山口から入山。山頂を示す逆三角形の案内板の裏に取り付けた。

 同署によると、山岳遭難の認知は携帯電話からの救助要請が大半を占める。位置情報を早期につかむことが重要だが、携帯電話の電池は気温の低下や電波状態が悪い場合に消耗が早く、通話時間が制限され、必要な情報が得られないケースもあるという。

 同署は今後、東赤石山(1706メートル)近くの赤石山荘や平家平などにも充電器を設置する予定。(矢野裕一)