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 2013年に入所者の少年(当時19)が職員から暴行を受けて死亡する事件が起きた千葉県袖ケ浦福祉センター(千葉県袖ケ浦市)について、今後の施設のあり方について専門家らの意見を聴く検討会議の初会合が27日、千葉市内で開かれた。県はセンターを県立施設として存続させるかどうか、来年度の早い時期に方向性を示したい考えを明らかにした。

 会議は今年8月、センターの改善状況を調べてきた専門家委員会が知事への答申(総括評価)で、今後のあり方を検討するための場の設置など12項目を提言したのを受けて設置された。

 県障害福祉事業課はこの日の会議で、センターの障害者入所施設「更生園」と障害児入所施設「養育園」について、県立施設として存続させるか、民間移譲するかどうか、検討会議での議論を聴いた上で「県として19年度の早い段階で方向性を示したい」と述べた。

 12項目の提言では、あり方を検討する場で、県の現在の障害者計画が終わる20年度末までに判断し、民間移譲する場合はその方法を22年度末までに検討するよう求めていたが、同課は「早く利用者の処遇を改善する必要があり、県としての判断を前倒しすることにした」と説明した。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(寺崎省子)