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 群馬県みなかみ町の前田善成前町長(51)のセクハラ問題で、無理やりキスをされたと訴えていた町内の団体職員の女性に対し、「虚偽の主張で名誉を傷つけられた」として前田氏が損害賠償などを求めた民事訴訟は、27日付で前田氏が訴えを取り下げ、終結した。

 11月にあった前橋地裁での第1回口頭弁論では双方が争う姿勢をみせていたが、強制わいせつ容疑で県警に被害届を出していた女性側と示談が成立したことを受けた動きとみられる。前橋地検は27日、前田氏を不起訴処分としており、刑事・民事ともに司法の場での争いは決着した。

 前田氏はこの問題で町議会から2度の不信任決議を受け、9月に失職した。(泉野尚彦)