[PR]

 愛媛県砥部町の県立とべ動物園で28日、年末恒例のイベント「干支(えと)送り」があった。今年の「戌(いぬ)」代表・ホンドタヌキ(イヌ科)から、来年の「亥(い)」代表・アカカワイノシシへバトンタッチした。

 アカカワイノシシの運動場の前には、イヌをモチーフにした県のイメージアップキャラクター「みきゃん」と、イノシシをモチーフにした東温市のイメージキャラクター「いのとん」が登場。来園者を代表して、戌年生まれの小学6年生神谷桜祐さん(12)=長野県松本市=から、亥年生まれの小学5年生逸見玲那さん(11)=名古屋市=に、しめ縄が渡された。

 同園のアカカワイノシシの「ヒカリ」(雄・11歳)と「フウ」(雌・13歳)は今月から繁殖のために同居を始め、来年春の出産を目指している。飼育員の大政昌夫さん(55)は「猪突猛進(ちょとつもうしん)という言葉があるが、アカカワイノシシは穏やかな子たち。来年もゆっくりと前を向いて、新しい命を運んで来てもらいたい」と期待を込めた。(寺田実穂子)