「人の心を支える」東峰村で成人式 九州北部豪雨1年半

徳山徹
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 福岡、大分両県で計40人が亡くなった九州北部豪雨から5日で1年半。3人が犠牲になった福岡県東峰村では4日、24人が一足早い成人式に出席した。

 村に住む人や小中学校時代を村で過ごした人、旧小石原小に山村留学していた人などが集まり、久しぶりの再会に笑顔を見せた。

 旧宝珠山小学校を卒業し、今は村外で暮らす大学生の片岡珠子さん(20)が代表して「一昨年7月の九州北部豪雨では多くの人に支えられた。人の心を支える存在になりたいとの気持ちを胸に、大人の一歩を踏み出したい」と述べた。

 村内では豪雨でほかに2人が重軽傷を負い、住宅26戸が全壊した。関連死も含め33人が亡くなった福岡県朝倉市では、今なお2人の行方がわかっていない。県によると、今月4日時点で両市村の計354世帯850人が仮設住宅やみなし仮設で暮らす。(徳山徹)