老人ホーム一時金消失 創業者が反論「実態、説明した」

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 有料老人ホーム運営会社「未来設計」(東京)が預かった入居一時金を運転資金に回すなどして約26億円を消失させた問題で、一時金から巨額の報酬を受け取ったと内部告発された創業者の伊藤英子氏が28日、コメントを発表した。

 未来設計の持ち株会社を買収した創生事業団(福岡市)が伊藤氏の指示による粉飾決算を指摘しているのに対し、伊藤氏は「(未来設計を買収した)創生事業団は未来設計の財務状態を正確に承知していた。買収後は多額の資金援助をする前提で契約締結に至った。特に入居一時金償却に関する会計処理の実態は説明していた」などとしている。このコメントに創生事業団は「説明に使われた決算資料は粉飾されたもので、正確な財務状態など分かりようもない。一時金を消失していた実態も隠されていた」などと反論している。