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 京都市内で町家が減り続ける現状に歯止めをかけようと、不動産会社の八清(はちせ、同市下京区)が新築の町家を新たに売り出した。伝統的な構法を守りながら、現行の耐震基準を満たした。町家を「守る」ばかりではなく、「増やす」という発想が出発点になっている。

 販売しているのは、北野天満宮から歩いて7分ほど、上京区六軒町通一条上ルの路地奥に新たに建てた4棟。いずれも3LDKの2階建てで、2月中に完成する予定だ。価格は5280万~5380万円。

 京都市内では2009年度に約4万7千軒あった町家が、16年度までに5千軒以上減った。同市は建築基準法が施行された1950年以前に伝統的な構法で建てられた木造建築物を町家と定義する一方、新築物件を新たに町家として認定する基準の検討を始めている。

 八清は15年ほど前から既存の…

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