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 平成元(1989)年、仙台市は全国11番目、東北初の政令指定都市に移行、華々しく新時代へのスタートを切った。「東北の顔」にふさわしい都市づくりへ、仙台駅の再開発事業などビッグプロジェクトが次々と動いた時期だ。

 しかし、わずか4年後、その「最大の功労者」だった石井亨市長、3カ月後には本間俊太郎知事がゼネコン汚職事件で逮捕される。首長らが受注業者を差配する「天の声」の存在が浮かび上がった。

 県庁のトップが旧厚生省出身の浅野史郎氏に代わると、仙台市民オンブズマンの追及もあって、組織ぐるみの食糧費の不正支出が発覚。税金で公務員が中央官僚を接待する官官接待は世の反発を招き、「日本新語・流行語大賞」のトップ10にもなった。

 経済では平成9(97)年に徳…

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