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 埼玉県は28日、結核に感染した80代女性に、発病の有無を調べる経過観察の検査受診を促すのを鴻巣保健所がしていなかったと発表した。女性は10月ごろに発病し、今月に肺結核で死亡した。同保健所は、女性の家族に経緯を説明し謝罪したという。

 県保健医療政策課によると、女性は2016年12月ごろに別の結核患者に接触したため、17年2月に健診を受けたところ感染がわかった。感染者には、発病の有無を調べる半年ごとの胸部エックス線検査を受けるよう最寄りの保健所から電話や郵便で促すことになっており、今回は鴻巣保健所が促すべきところ、担当保健師は「どこの病院で受診してもらうか考えているうちに忘れてしまった」と話しているという。

 今月、女性が搬送された病院で肺結核と診断され、同保健所に連絡があった。同課は「本来検査を受けていたとしても8月なので、発病に気づけたかはわからない」としている。

 

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(小笠原一樹)