テレビドラマになった「赤かぶ検事」シリーズなど法廷ミステリーで知られる作家、和久峻三(わく・しゅんぞう、本名古屋峻三〈ふるや・しゅんぞう〉)さんが10月10日、心不全のため京都市内の病院で死去した。88歳だった。

 1930年、大阪府生まれ。新聞記者を経て司法試験に合格し、弁護士事務所を開いた。一方で京都を拠点に執筆活動を続け、72年に「仮面法廷」で江戸川乱歩賞、89年には「雨月荘殺人事件」で日本推理作家協会賞を受賞した。テレビドラマの赤かぶ検事シリーズはフランキー堺、橋爪功らが出演し、人気を博した。