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 再開発が進む名古屋駅周辺で、不動産業者による「地上げ」が進んでいる。隣の空き部屋が壊されたり、一方的に契約解除通知をされたりと、立ち退きを迫られる人もいる。業者側は、地価上昇が続く間に「資産の有効利用」を狙っているようだ。

 名古屋駅西口から南に歩いて約15分。1938年と46年に建てられた2棟の長屋には、計10戸あるうち3世帯が暮らしている。

 バリバリバリ――。今年3月、耳をつんざく音が周囲に響いた。空き部屋の窓ガラスが割られ、戸が外された。所有する不動産会社(大阪市)の関連会社員の男性2人がスーツ姿でハンマーなどを手にしていた。

「不安あおる一昔前の手法だ」

 「出て行けってことなんだろうね。でもここら辺に住んでいる人はみんな顔なじみだし、今さら知らんとこ行っても生きていけないよ」。長屋で60年以上暮らす男性(89)は言う。

 男性宛てにはその1カ月前、弁護士を通じて解約を申し入れる通知書が届いていた。

 25歳で結婚し、妻とその両親…

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