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 エジプト・カイロ近郊ギザの3大ピラミッドから北に約3キロの路上で28日夜(日本時間29日未明)、爆弾が爆発し、通りかかった観光バスが巻き込まれた。エジプト検察当局は、バスに乗っていたベトナム人観光客3人とエジプト人ガイドの計4人が死亡したと発表した。

 バスはベトナム人観光客14人を乗せ、ピラミッドで夜間に行われるショーの会場に向かっていた。内務省によると爆発したのは手製の爆弾で、道路脇の壁の近くに置いてあった。

 犯行声明は出ていないが、エジプト軍は、東部シナイ半島で過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦を続けており、それへの報復だった可能性がある。今回の爆発を受け、内務省は、ギザなどにある過激派の潜伏拠点を襲撃。「40人のテロリスト」を殺害したと発表した。

 在エジプト日本大使館によると、日本人が巻き込まれたとの情報はない。(カイロ=北川学)