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 瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループ「STU48」と瀬戸内各地の魅力を紹介し、西日本豪雨の被災地を応援する「瀬戸リスト」。第5回は佐野遥さん(23)と森下舞羽さん(14)が、山口県美祢市にある国指定の天然記念物「景清洞(かげきよどう)」を訪ねた。

 ヘッドライト付きヘルメットに長靴、懐中電灯姿で洞窟の中を進む2人と取材班。入り口から700メートル歩いたところで、先導していたガイド役の中野美都子さん(62)が立ち止まった。観光客向けの照明設備があるのはここまで。この先は真っ暗闇の「探検コース」だ。

 佐野さんが「ここ、進むんですか?」と恐る恐る尋ねる。うなずく中野さんに2人は「ええー!」。足場が悪く、天井高は最も低い場所で1メートルもない。地面にごろごろ転がる岩をゆっくりまたいで、身をかがめながら進む。

 400メートルのコースを半分ほど進んだところで、中野さんが提案した。

 「ここでライトを消してみませんか?」

 景清洞の名物・暗闇体験だ。取材班も含めて全員がライトを消すと、視界が文字どおり真っ黒に。そのままじっとしていたら、何だか感覚が研ぎ澄まされていくような……。一同から「おおー」とため息が漏れた。

 「怖かったあ」と真っ先にライトをつけたのは、森下さんだ。

 森下さんが「探検はこれで終わりですか?」と尋ねると、中野さんは「あと半分は残ってますよ(笑)」。森下さんは思わず、「ひええ!」と声を上げた。

 ロケには、ちょっとしたハプニングもあった。

 「あれ、ない!」

 洞窟を出て次のロケ地に向かう途中の車中で、森下さんが控室として借りた温泉施設「景清洞トロン温泉」にスマートフォンを忘れたことに気づいた。

 マネジャーがすぐに施設に電話して、無事に確保。運転手さんが受け取りに行ってくれた。森下さんのスマートフォンが入った封筒の裏には、イラストつきでこう書かれていた。「お2人とってもかわいかったです。がんばってください」(棚橋咲月)