運動会で心肺停止、医師夫妻が居合わせ救命 後遺症なし
大久保忠夫
鹿児島県伊佐市であった町内会の運動会で徒競走後に倒れ、心肺停止状態となった男性(42)に、運動会に偶然参加して救命措置を施した医師夫妻が30日、伊佐湧水消防組合から感謝状を贈られた。男性は夫妻の迅速な措置によって蘇生し、後遺症もなく社会復帰した。
感謝状を贈られたのは、福岡県久留米市の久留米大学病院産婦人科医師の堀之内崇士さん(42)と、同病院麻酔科医師の堀之内智子さん(40)。崇士さんは伊佐市出身で、その日は2人そろって帰省し、運動会に参加していた。
感謝状を受け取った崇士さんは「病院以外で人命を救うことが出来て良かった」とほっとした様子。
消防組合によると、10月1…