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 鹿児島県鹿屋(かのや)市の住宅型有料老人ホーム「風の舞」で入居者が相次ぎ死亡した問題で、施設を運営する一般社団法人「波之上会」が2019年1月末にホームを閉鎖する方針を関係者に示していたことが31日、わかった。入居者の減少による経営の悪化が影響したとみられる。

 風の舞を巡っては18年8~9月、当時在籍した介護職員8人全員が退職し、11月中旬までの約1カ月の間に入居者7人が相次ぎ死亡していたことが判明。県は12月7日、同法人に業務改善命令を出した。鹿屋市は死亡が確認された7人以外の入居者4人に対する「身体拘束」などの虐待を認定し、19日、県に報告した。

 同法人は、定員を55人から25人に減らし、介護職員を追加雇用するなどの改善計画書を県側に提出。「入居者が少なくなるためサービス提供に支障はない」と主張していた。(大崎浩義)