[PR]

 額に白いハート形の斑紋のある子牛が埼玉県立熊谷農業高校で生まれた。30キロだった体重が生後20日で10キロ増えるなど、順調に育っている。同校で動物飼育を指導する内海康博教諭(47)は「長年牛の赤ちゃんを見てきたが、ハート模様の斑紋を持った牛は初めて。平成最後の年に縁起の良さを感じます」。

 同校は生物生産工学科の搾乳実習のため、雌牛に人工授精をして年に数頭の子牛を誕生させている。現在、搾乳中の母牛5頭を含め、雌の牛13頭を校内で飼っている。

 ハート模様のある子牛は雌で、1月19日午前、6歳の「カンナ」が産んだ。10月(神無月)生まれの母牛と同様、生まれ月の旧暦名「睦月(むつき)」から「ムツキ」と名付けられた。

 ムツキは約1年後に種付けされて母牛となり、2歳から搾乳期を迎える。体重600キロのカンナは同校の牛で最も乳が出るので、ムツキにも期待が高まっているという。(坂井俊彦)