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 自民党二階派(会長=二階俊博幹事長)は31日の派閥会合で、民主党政権の中核を担った無所属の細野豪志衆院議員(衆院静岡5区)が「特別会員」として入会することを決めた。細野氏は政党は無所属のまま、自民側に立って政治活動を行うことになる。会合後、細野氏が記者団に語った主な内容は次の通り。

     ◇

 「これまで『非自民』で長く活動してきたので、この判断をすることは、相当私なりに決断が必要だったし、何度も反問した。ただその中で、私がやりたいことをやるためには、一歩踏み出すべきじゃないかと。私が目指すのは、内政においては弱い者の立場に立つ、多様性を大事にする考え方だ。そして外交安全保障においては、現実主義に立って物事を前に進める。こういう考えを志帥(しすい)会(二階派)の皆さんと一緒に勉強させていただき、前に進めることができるのであれば、仲間に入れていただきたいとお願いした。いろいろ厳しいご批判があると思う。しっかり受け止めて、これから勉強したいし、政策の実現に努めたい。

 政策を実現するという意味で、自民党の皆さんと一緒にやっていきたい。自民党入りを目指していきたいとの思いは持っている。

 私はじつは静岡5区の出身ではないが、ちょうど20年前に全くゼロからスタートした。当時まだ20代。そこから本当に皆様に育てていただいて、政治家として鍛えていただいた。私の思いは、その選挙区のために政策を実現する上でも、一歩踏み出したいという思いで今回決断した。選挙区をここ(静岡5区)から動くことは私の選択肢の中に全くありません」

 ――細野氏は過去、二階氏が唱えた「国土強靱(きょうじん)化」政策を公共工事のバラマキだと批判してきたが、整合性をどう考えますか。

 「出直しのつもりでやらなければならない。理念としての災害対応、強い街づくりという意味では、私はその考え方には賛同できる。もともと私が政治家を志したのは阪神・淡路大震災で、現地でボランティアをして政治家を志した。また、政治家としてやはり一番問われたのは東日本大震災なので、災害対応をどうやっていくのかは最大の課題。それを二階会長が国土強靱化とおっしゃっていると理解するので、しっかりやらなければと考える」

 ――細野氏は「政権交代可能な二大政党制」を掲げてきたが、考えを変えたということですか。

 「そこはもう、率直にその通りです。元々私は保守二大政党論者で、外交安全保障や憲法は、できるだけ話し合える環境を作った方がいいとの思いできた。民進党の安全保障政策が私と合わないということで(2017年に)党を出て希望の党を作った。ただ残念ながら、希望の党は消滅する中で、私がやりたい政策をやるためには、二大政党というやり方ではなくて、まずは志帥会に入って実現していくべきではないかと判断した」

 ――細野氏は民主党政権の中核…

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