スポーツ吹矢、人気じわり 腹式と胸式呼吸の効果に期待
佐藤建仁
的を狙って息を吐き出して矢を放つ「スポーツ吹矢(ふきや)」が、中高年を中心に広まっています。腹式呼吸と胸式呼吸を組み合わせた動作がベースになっており、様々な健康効果も期待できるということで挑戦してみました。
1998年に日本スポーツ吹矢協会(東京都)が設立されたことをきっかけに普及し、現在は全都道府県にある1300カ所以上の支部を拠点に、10万人以上の愛好者がいるという。同協会の銀座教室で、上級公認指導員の石黒寛明さんに基本動作を教わった。
必要な道具は、長さ約120センチか約100センチの筒と、プラスチックフィルム製の先が丸くなった矢。上級者は10メートルの距離から直径24センチの的を狙うが、初心者ということで6メートルからスタートした。
まず、的の正面に立って一礼…
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