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 貨物列車の男性運転士がスマートフォンの動画を見ながら運転して停止信号を見落とす事案があったと、JR貨物が31日、発表した。ATS(自動列車停止装置)の非常ブレーキが作動し、列車は信号を約20メートル行き過ぎて停止。後続の3本に最大6時間26分の遅れが出たという。同社では乗務中はスマホの電源を切るよう指導しているが、再発防止策を検討するという。

 同社によると、運転士は1月28日午後10時22分ごろ、向日町駅(京都府向日市)で停車中に運転台中央にスマホを置いて動画を再生し始め、梅小路駅(京都市下京区)に進入する際、動画に気を取られて信号機の停止信号を見落としたという。動画の内容はグルメの「食レポ」で、運転士は「駅で停車中に動画を見始め、続きが気になった。以前から動画を見ながら時々運転していた」と話しているという。(波多野大介)