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 2012年米大統領選で共和党候補としてオバマ前大統領と争い、18年の中間選挙でユタ州から上院議員に当選したミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(71)が、トランプ大統領を「資質不足」と批判した。トランプ氏に「もの言う」議員が共和党から消えゆく中、党重鎮で穏健派のロムニー氏が是々非々の立場を取ったことは、トランプ氏にとって新たな頭痛の種となりかねない。

 新議会が3日に招集されるのを前に、ロムニー氏は1日付のワシントン・ポスト紙に寄稿。減税や規制撤廃など経済政策は支持したものの、マティス国防長官やケリー首席補佐官を解任したことや、米国が長く世界に「だまされている」などと発言したことについて、「トランプ政権は深く転落した」と指摘した。

 人事では「政権の最大限の力を引き出せていない」と苦言。外交でも、欧州各国から信頼を失っていると批判した。さらに「大統領は誠実で高潔という必要な資質を示し、互いに敬意をもって国民的な議論を高める必要がある。嫌悪と怒りで分断された米国において、現大統領はこの点で明白に力不足だ」と断じた。

 ロムニー氏は16年大統領選中、トランプ氏を「ペテン師」「共和党の保守的価値を破壊する」と非難し、関係は悪化した。大統領選後は、トランプ氏がロムニー氏に国務長官の就任を打診。昨年の中間選挙でも、トランプ氏がロムニー氏を「全面的に支持する」と述べるなど、関係は改善に向かっていた。一方、ロムニー氏は選挙戦中から「大統領の言動に、常に賛同するわけではない」と述べ、是々非々の立場で臨む考えを明らかにしていた。

 中間選挙の結果、上院は共和党…

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