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 第97回全国高校サッカー選手権大会は3日、等々力陸上競技場(川崎市)で3回戦があり、県代表の立正大淞南は矢板中央(栃木)に0―1で敗れた。試合開始直後の失点を取り返せず、8強進出は逃したが、前回4強の強豪を相手に最後まで食い下がった。

 前半2分、FKのこぼれ球を押し込まれ、失点。センターバックで主将の山田祐樹選手(3年)は「一度深い位置に行ったボールを下げられたときに、DF陣が誰も寄せきれなかった」と悔しさをにじませた。

 その後、MF山田真夏斗選手(2年)を中心に前線にパスを供給し、鶴野怜樹選手(3年)と、今大会5得点の藤井奨也選手(同)の両FWが連携し、再三相手ゴールを脅かした。鶴野選手は「相手DFはフィジカルもヘディングも自分たちより強かった。だから、藤井と2人で束になって最後まで戦いました」と涙をこらえながら話した。

 山田祐主将は「皆、最後まで勝てると信じてプレーした。持てる力は出し切れた。悔いはありません」と話した。南健司監督は「選手たちは1年間できちんと段階を踏んで成長し、ここまで来られた。よく頑張った」とたたえた。(浪間新太)