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 ポスティングシステムを利用して大リーグ挑戦を表明していたプロ野球・西武の菊池雄星投手(27)のマリナーズ入団が正式に決まった。日本時間3日、マリナーズ、西武の両球団が発表した。菊池は米太平洋時間の3日午前11時(日本時間4日午前4時)から、マリナーズの本拠シアトルで入団会見に臨む。

 契約年数は4年。3年目終了後に契約を見直すこともでき、最大7年まで延長可能という。移籍が決まったことで、菊池は西武球団を通じてコメントを発表した。「どんな時も応援してくださったファンの皆さま。ポスティングを容認してくださった埼玉西武ライオンズ。9年間共に闘ったチームメートの皆さまには本当に感謝の気持ちでいっぱいです」

 菊池は岩手・花巻東高3年だった2009年、選抜大会で準優勝、全国選手権大会でベスト4の成績を残した。左腕から繰り出す150キロ台半ばの直球は大リーグ球団も注目。高校時代から大リーグ挑戦を目標にしていた菊池は、日本のプロ野球を経ない渡米を検討していた。しかし、大リーグ8球団、プロ野球12球団と面談した結果、プロ野球に進むことを決断。西武にドラフト1位で指名され、入団した。

 菊池が加入するマリナーズはア・リーグ西地区で、昨季は3位だった。同じ地区のエンゼルスには、花巻東高の3年後輩で、投手と打者の「二刀流」の大谷翔平(24)がいる。昨オフに右ひじを手術した大谷は今季、打者に絞っての出場が濃厚。マリナーズとエンゼルスは今季、19試合の対戦が組まれており、菊池と大谷の先輩・後輩対決が大リーグでも実現する可能性が高い。(山下弘展)