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 年明けの世界の金融市場を「アップル・ショック」が襲った。これまで市場で懸念されてきた米中貿易摩擦や中国経済減速の悪影響が現実のものとなりつつあり、投資家が警戒感を強めている。2008年秋のリーマン・ショックから回復し、10年近く拡大が続いた世界経済は19年、不安に包まれたスタートとなった。

 世界的な株安の震源となった、2日夕の米アップルの業績下方修正。翌3日の米ニューヨーク株式市場では、アップル株に売り注文が殺到。前日比10%の急落となり、17年4月以来の安値に沈んだ。

 この日だけでアップルは約750億ドル(約8兆円)の時価総額が消えた。昨年10月のピーク時と比べて、トヨタ自動車2・5社分にあたる約4500億ドル(約48兆円)が吹き飛んだ計算だ。

 株安はほかのIT銘柄やアップ…

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