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 米朝両首脳が意欲を示す2回目の首脳会談の開催地をめぐり、候補地の一つだったスイスを断念していたことがわかった。北朝鮮側は米政府から打診を受けたが、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の移動手段の調整がつかなかったことが原因だったという。米CNNが3日、米政府当局者の話として伝えた。

 スイスには北朝鮮大使館があり、正恩氏もかつて留学していた。米政府関係者によると、米政府はスイス政府とも首脳会談の開催の可能性について水面下で意見交換していた。

 昨年6月にシンガポールであった1回目の首脳会談で、正恩氏は中国機を使って移動した。スイスで開催する場合、再び移動手段の確保が問題となっていた。

 一方、米政府は昨年12月にアジアを含む複数の候補地に調査チームを派遣するなど、再会談の開催に向け準備を進めているという。(ワシントン=園田耕司)