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 それは、SF映画「スターウォーズ」に登場するおちゃめで賢いロボット「R2D2」のように、見えなくもなかった。

 連載「エイジング・ニッポン」で紹介した人工知能(AI)ベンチャー、プリファード・ネットワークス(PFN)が開発した「お片付けロボット」のことだ。見た目こそ違えど、人の邪魔にならないくらいの大きさ、「ご主人様」の指示を的確に理解する頭のよさ、自走式であることも、そう思わせた。

 技術者「ちょっと待って。それをおもちゃ箱に入れて」

 ロボット「本棚の前のおもちゃ箱に片付けます」

 技術者「ちょっと待って。それを本棚に入れて」

 ロボット「左の本棚に片付けます」

 PFNの技術者が、矢継ぎ早に指示を変えるなかで、ロボットは右往左往しながらも、つかみ上げた「モノ」を正確に片付けていった。映画の世界ほどには人の生活になじんだロボットではないが、その可能性を十分に感じさせる実演だった。

 あと何年したら、PFNが目ざす「AI搭載のロボットを1人1台持つ日がくる」ようになるのか。高齢化が進む日本で、身の回りの世話や介護など、ロボットが人に寄り添って助けてくれる未来が訪れてほしいと、率直に思った。

 同時に、爆発的な進化を遂げる…

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