【動画】重い心臓病で入院中の川崎翔平ちゃんを見舞うエンゼルスの大谷翔平選手=小川智、吉川喬撮影
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 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が5日、重い心臓病のため大阪府内で入院している川崎翔平ちゃん(1)=兵庫県尼崎市=の見舞いに訪れた。心臓移植を目指す翔平ちゃんと両親にエールを送った。

 「翔平」の名前は、プロ野球ファンの父・太志さん(30)が「強く育ってほしい」との願いを込め、大谷選手にあやかって名付けた。その経緯が知人などを経由して大谷選手に伝わり、この日の訪問が実現した。

 大谷選手は翔平ちゃんを抱いたり、顔をなでたりしながら、「いつも頑張れって思っているよ」「(現在は症状が落ち着いていて)良かった」などと話しかけ、記念に「頑ばれ翔平くん!!」と書いた色紙や帽子、サインボールをプレゼント。両親に、一日中つきっきりなのかや手術のための米国滞在について熱心に尋ねていた。太志さんは「(大谷選手の活躍を見て)いつも元気づけられている」と感謝した。

 訪問終了後、母・静葉さん(33)は「すごく力になった。翔平が成長したらこのことを伝えたい」。太志さんは「本当に会えるとは……。大谷選手は体も心もでっかい人だった。1日でも早く翔平を助けられるようにしたい」と話した。

 翔平ちゃんは胎児期に心臓に異常が生じ、心臓のポンプ機能が低下する難病「拡張型心筋症」と診断された。二つの人工心臓を体内に埋めて闘病生活を送るが、根本治療には心臓移植が必要だ。だが、国内では臓器提供者(ドナー)が少なく、米国での移植を目指している。手術費や渡航費などに計3億5千万円が必要だが、昨年12月28日時点であと約1億2千万円足りず、寄付を呼びかけている。

 詳しくは「しょうへいくんを救う会」(06・7710・3850)のホームページ(https://saveshohei.com/別ウインドウで開きます)で。

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(吉川喬)