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 国の重要無形民俗文化財に指定されている民俗芸能「越前万歳(まんざい)」が6日、福井市大宮2丁目の福井県立歴史博物館で披露された。同館で開催中の企画展の関連イベントで、約80人の来館者が、小気味よい太鼓のリズムや演者のかけあいを楽しんだ。

 越前万歳は、伝承では約1500年ほど前に始まったとされ、越前市の味真野地区や上大坪地区で伝わり、新春に舞われる。「太夫(たゆう)」と「才蔵」と呼ばれる2人が、太鼓の調子に合わせて舞い、歌う。

 この日は越前万歳保存会のメンバーが、福井市内の地名をかけあいの中に歌い込んだ「福井町尽し」など3演目を披露した。同市の無職の小寺清隆さん(74)は「テレビでは見たことがあるが、直接見たのは初めて。セリフやリズムがしっかりと伝承されていてすごい」と話した。

 越前万歳は2月10日午後1時半にも同博物館で披露される。入館料一般100円、高校生以下・70歳以上は無料。問い合わせは同博物館(0776・22・4675)へ。(山田健悟)