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 国内で部分日食が観測された6日、鹿児島市立科学館も同市鴨池2丁目の同館前で観察会を開いた。親子連れら約100人が専用のメガネなどを使い、太陽が3割近くまで欠け、再び元に戻る約2時間20分の天体ショーを楽しんだ。

 太陽の一部が月に隠れて起きる部分日食は2016年3月9日以来、ほぼ3年ぶり。太陽は午前8時40分ごろに左上側から欠け始め、同9時46分ごろには、太陽の直径に対して月が入り込む最大幅の比(食分)が0.281とピークに。参加者の間から「クッキーをかじっているみたい」の声も聞こえた。

 宇宙が好きという同市立宇宿小2年の神薗智彬君(8)は家族4人で部分日食を初体験。「太陽が月のように見え、本当に欠けるんだと思った。テレビなどで見るよりきれいだった」と話した。

 部分日食は12月26日にも観測される予定で、同館の松崎大志さん(36)は「丸い太陽が月のように欠ける不思議な現象を12月も楽しんで」と話した。(ライター・知覧哲郎)