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 静岡県警は昨年1年間の県内の交通事故の発生状況を発表した。死者数は全国で11番目の104人(前年比24人減)で、1953年以降でみると3年連続で過去最少を更新した。事故件数も30年ぶりに3万件を下回ったが、横断歩道を横断中の事故は増えた。

 交通企画課によると、昨年1年間の事故件数は前年より1824件減って2万8420件。うち65歳以上の高齢者が当事者となったケースは9665件と3割以上を占めたが、前年より448件減った。高齢者の死者数は55人で、統計を取り始めた90年以降で過去最少となった。石川真・同課次席は「反射材の配布など民間などと連携して高齢者対策を進めてきた結果」と話した。

 事故の類型で最も多かったのが追突で、約4割の1万1037件(同754件減)となった。出合い頭や正面衝突の事故などが減った一方、横断歩道を横断中の事故は762件で前年同期比で56件増加。昨年9月には静岡市清水区の交差点で、横断歩道上の60代の女性が乗用車にはねられ、死亡する事故があった。(増山祐史)