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 豊田市稲武地区にある夏焼城ケ山(なつやけじょうがさん、標高889メートル)に、市が2階建ての展望台を建てた。1階が休憩室で、2階からは御嶽山や恵那山などを望むことができる。

 城ケ山は中世に山城があり、太平洋戦争中には米軍の空襲を見張る監視哨が置かれたこともあった。山頂は広さ700平方メートルとひらけているが、周囲にはスギやヒノキが茂っている。将来なるべく伐採せずに済むよう、地元住民による「城ケ山景を愛する会」が展望台の建設を要望していた。

 展望台は木造で東西5・5メートル、南北3・6メートルで高さは6・8メートル。歴史を紹介するパネルや、戦時中の写真も展示されている。事業費は約2千万円。

 広い駐車場がある、ふもとの大井平公園から山頂まで徒歩で約1時間20分。(臼井昭仁)