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錨を上げろ 番外編

 国内外で活発化するスタートアップ。海外市場に打って出る若手もいます。昨年秋、取材でタイを訪れた記者が、現地でがんばる3人の起業家に話を聞きました。

     ◇

松田励さん(42)

 戦略コンサルティング会社を辞め、2015年にタイでホテル運営会社Kokotel(ココテル)を起業

越陽二郎さん(34)

 通信会社系の海外事業担当を辞め、13年にタイでTALENTEX(タレンテックス)を起こし、日本語人材の求人サイト事業などを展開

荒金弘明さん(31)

 13年に女性向けメディアなどのウェブサービスを始めたDonuts(ドーナツ)のタイ代表

     ◇

和を重んじるタイの人たち

 ――日本とタイの違いはなんですか?

 越さん「ここで一番難しいのは『資金』でも『物流』でもなく、『人』です。大きな組織にするのが難しい。『自宅から思ったより遠いから辞める』みたいな、本当に簡単なことで砂の城のように組織が崩壊するんです。2年いてくれたら御の字というぐらい、人の出入りが激しい。人生で大切なことが自分の帰属だったり、仕事で大きなことを成し遂げることだったり、というわけではないようです」

 荒金さん「個人プレーよりもチームワークを重視し、和が崩れると辞めてしまう。日本なら一見すると対立していても、あやふやな感じでお互いいい方向を目指すのですが、タイ人はあやふやな感じのまま」

 越さん「日本人は仕事となると、ぎりぎりのところで調和よりもそのミッションを大事にすると思うんですが、タイ人の場合はミッションよりも和を大事にしますね」

 ――意外に感じた点はありますか?

 荒金さん「親日という点で楽観…

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