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 静岡県焼津市は7日、市民からの子育てに関する質問に、人工知能(AI)を使ったチャットボットが自動応答するシステムの運用を始めた。「やいちゃんの子育てAIサポート」で、回答者のアイコンは市のマスコット「やいちゃん」。掛川、三島、島田の各市が実証実験に取り組んでいるが、行政サービスに導入したのは県内で初めて。

 市のホームページの特設ページにアクセスするか、LINEで友達登録をすると利用できる。子育てに関する質問を書き込むと、瞬時にやいちゃんから回答がある。幼稚園、保育園の入園や予防接種など行政手続きは役所の窓口を、発達など個別の相談は相談場所を提示。休日当番医、最寄りの児童公園、子育て関連イベントなども案内してくれる。あいまいな質問には選択肢を表示し、回答に導くという。

 現在は約400の質問と回答がプログラムされており、今後、運用しながら増やしていく。正答率も現在の4~5割から2月末までに8割に上げる予定。新年度からは他の分野でもチャットボットによる住民相談を検討している。(阿久沢悦子)