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 音に位置情報を与えることで、一つのヘッドホンでより臨場感のある音楽を聴くことができる技術を、ソニーが開発した。「360リアリティーオーディオ」と名付け、新しい音楽配信データサービスを、近く始めるという。

 これまで、前後左右から音が聞こえる「サラウンドシステム」は、複数のスピーカーで実現していた。

 新技術は、例えばドラムやコーラスは「後方から」、ギターは「右から」など、音に位置情報を与えてデータ化。実際には上下も含め、より詳細な位置情報が付けられる。

 これらのデータを同時に再生することで、現実空間と同じ、360度からの立体的な音を再現できるのだという。利用には専用アプリの導入が必要だ。

 7日(日本時間8日)、米ラスベガスで開かれている家電・技術見本市「CES」で発表。ソニーのブースで体験できる。(ラスベガス=米谷陽一)