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 観光客でごった返す京都の繁華街、四条通。人波に乗ってボーっと歩いていたら、大きな鉄の箱に危うくぶつかりかけた。なぜ歩道のど真ん中に、こんなものがいくつも? 調べていくと、「歩いて楽しいまち」を目指したはずの公共事業に驚くような「思い込み」があったことがわかった。

 百貨店や高級ブランド店が軒を連ね、大勢の観光客でにぎわう四条通。歴史的都心地区の一角をなし、「歩くまち・京都」憲章を掲げる古都の「顔」だ。その歩道の上に、いくつもの鉄の箱が居座っている。

 高さ90センチ、幅120センチ、奥行き50センチ。その姿は映画「2001年宇宙の旅」に登場する謎の四角柱「モノリス」を思わせる。烏丸通から東約1キロの区間に、にょきにょきと32基。うち12基が人の流れを妨げている。とりわけ歩道の真ん中にある6基は、まるで「中州」のようだ。物珍しいのか、写真を撮る外国人観光客もいる。

 これは何なのか。「ちゅうい!」という表示を貼った関西電力に尋ねると、配電線のスイッチを納めた地上機器だという。30年前に電柱をなくし、電線を地中に通す工事をした際に、腐食を防ぐため地上に残さざるを得なかった設備だ。

 四条通の歩道幅は以前は3・5…

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