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 白装束を着た一行が無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)などを祈る行事「平笠裸参り」が8日、八幡平市であった。

 江戸時代から続くといわれる市の指定無形文化財で、岩手山の噴火を鎮めるために始まったとされる。当初は男性のみだったが、昭和に入ってから戦争へ行く夫や息子の武運長久を願い、留守を守る女性が参加するようになったという。

 この日の早朝の気温は零下3・7度。小学生~50代の男女32人が参加し、神官を先頭にほら貝やわらじ、さおなどを持って宮田神社から八坂神社までの約8キロを歩いた。(御船紗子)