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 島根県警は8日、隠岐の島町蔵田の海岸に船籍不明の木造船が漂着したと発表した。船は漁船とみられ、乗員は「北朝鮮から流されてきた」と話しているという。県警は関係機関と協議し、船籍や乗員の身元確認を進めるとしている。

 県警や県によると、8日午前9時10分ごろ、「外国人風の男性4人が陸に上がってきている」と、隠岐の島署に通報があった。木造船はエンジン付きで長さ約9・3メートル。網やロープなどの漁具を積んでいた。乗員は10~30代とみられる男性4人。目立ったけがはなく、「12月6日にエンジントラブルがあった」「10日くらい食事をしていない」などと説明したという。

 付近の住民の女性(83)は、4人は木の杖にすがるように歩いており、空腹を訴えたため、「おにぎりと水を与えた。上着も貸した」と話した。

 広島入国管理局松江出張所によると、国籍不明の人物が漂着した場合、身元を確認した上で、本国に送還するという。