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 世界大会の連覇を16まで伸ばした吉田沙保里の最大の武器は、超高速タックルだった。その特徴は「予備動作のなさ」。相手を捕まえに行く前のひざの屈伸や上半身の力みが他の選手より極端に少なかった。だから、守りを固める相手の反応に先んじて、吉田のタックルは次々と決まった。

 1984年ロサンゼルス五輪の男子フリー57キロ級金メダリスト、富山英明・日本協会常務理事は「沙保里は体のバネがすごい。バック転やバック宙をやらせても軽やかだった。あの天性の身体能力が、攻撃的なレスリングを支えてきた」と語る。

 判断の速さも強みだ。3歳から…

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