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 「『おニュー』という言葉って聞かなくなりましたね」。シェアワーカーの加藤こういちさん(33)と、中古品を売り買いするフリーマーケットアプリの話になった。「新品志向ってもうないでしょう?」

 ネットで調べると、買ったばかりの新品を指すその言葉は、たしかに死語のひとつに数えられている。

 「おニューを着ていった」。朝日新聞のデータベースで調べてみると、「おニュー」が初めて記事に登場するのは平成が始まった翌年、日本にまだ成長神話が残っていたバブル崩壊前の1990年だった。

 この30年ほどの間に、「ものを持つ」ことに対する価値観は大きく変わった。ほしいものはフリーマーケットのアプリ「メルカリ」で買い、服やバッグはレンタルですませる人も出てきた。

 連載「エイジング・ニッポン」の6回目。紙面で「成長も不安もシェアする」などと見出しをつけた記事では、家も職場も持たない人たちの姿を取り上げた。モノがあふれかえった「豊かな時代」の揺り戻しなのだろうか。

 次代を担う経営者たちも変わりつつあるようだ。

 「いまの若手ベンチャー経営者で、成功したらフェラーリを買いたいというような人はほぼいません」

 若い起業家を支援してきた投資家の鎌田富久さん(57)は、「ZOZOTOWN」の前澤友作社長や堀江貴文さんら40代の世代まではあった「ギラギラ感」が、いまの若手にはなくなったという。

 人工知能(AI)ベンチャー、…

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