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 8日のニューヨーク株式市場は、米中の通商協議への期待から大企業でつくるダウ工業株平均が大きく続伸し、前日比256・10ドル(1・09%)高い2万3787・45ドルで終えた。

 通商問題をめぐる米中の次官級協議は2日目のこの日、中国の輸入拡大策などが議論されたもよう。トランプ米大統領は「協議はとてもうまくいっている」とツイートした。協議は予定を延ばして9日も続く見込みだ。協議の進展を示唆する報道が相次ぎ、市場では米中摩擦の緩和につながるとの期待が高まった。

 好調な米雇用統計や、利上げ停止を示唆したパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言をきっかけに、4日にダウ平均が急反発して以来、3営業日連続での上昇となった。

 アップルやアマゾン、フェイスブックなど、最近値下がりしていた主力のIT銘柄がそろって買われた。ハイテク株が多いナスダック市場の総合指数も大きく上昇し、前日比73・53ポイント(1・08%)高い6897・00で取引を終えた。(ニューヨーク=江渕崇)