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 本州唯一のナベヅルの越冬地、山口県周南市の八代盆地で、見学者がツルを見られない異例の事態が続いている。観察スポットとして一般開放されている野鶴(やかく)監視所前の餌場にほとんど姿を見せないためだ。担当者は「貴重なツルを現地で見てもらうことが保護活動への理解に欠かせないのだが」と頭を悩ませている。

 日曜日の6日午前。赤々と燃えるストーブで暖まった野鶴監視所の観察スペースは閑散としていた。

 その3日前に待望の第3陣の2羽が飛来。越冬するツルが計4羽へと増えたにもかかわらず、見学者はひとりもいなかった。

 「ツルがまったく来ん。これじ…

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