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 日産自動車は8日(日本時間9日)、米ラスベガスの家電・技術見本市「CES」で、車から見える景色にAR(拡張現実)の情報を組み合わせて、運転を支援する新技術を発表した。インターネットとつながる「コネクテッドカー」が進化したもので、実現すれば安全性が高まるほか運転が楽しくなるという。

 新技術を「インビジブル・トゥ・ビジブル(見えないものを可視化)」と名付けた。車のセンサーや交通インフラから情報を集め、ARゴーグルなどを通じてドライバーの目に見えるかたちで伝える。

 たとえば、目視が難しいほど遠くを横断している通行人がいると知らせる▽カーブの先に止まっている車を実際に視界に入る前に表示する▽運転技術に優れたアバター(分身)が車内に現れて助言をする▽家族や友人のアバターとドライブができる、といったアイデアを紹介した。

 実現には次世代通信技術「5G」やARの進化がカギを握るという。(ラスベガス=竹山栄太郎)