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 藤沢~鎌倉間の10キロを結ぶ江ノ島電鉄(江ノ電)=本社・神奈川県藤沢市=は、1910年の全線開通から間もなく110年。この先も美しい風景と共にある鉄道を目指し、同社は「絵はがきになる江ノ電へ」を掲げた取り組みを始めた。その一環で登場した「情報発信トレイン」は、1編成2両の車体を緑とベージュ基調の細かいしま柄にラッピング。パリコレも手がけたデザイナーが、1年がかりで江の島の自然色を採取して完成させた。

 江ノ電は、地域住民の足であると同時に、湘南の海辺をコトコト走る単線の風情にファンが多い。「混雑で迷惑をかけることも増えたが、地域の人には沿線を誇りに感じてほしいし、観光で訪れた人にはひとときを楽しんでほしい。地元の鉄道会社として何ができるかを考えたら、『沿線の風景を守り、発信する』だった」と同社観光企画部の村上聡課長は言う。

 電車は風景の一部でありたいという思いで、「トレイン」の外装には力を入れた。頼った先は、鎌倉・稲村ガ崎に事務所を構える藤原大さん。かつて日本を代表するデザイナーのパリ・コレクション・クリエーティブ・ディレクターを務め、多摩美術大教授も務める第一線のデザイナーに、地元のよしみで2016年秋に依頼を持ち込んだ。

 鉄道デザインの経験はなかった…

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