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 原発事故で全町避難を強いられた福島県富岡町の帰還困難区域にあるJR夜ノ森駅=休業中=の駅舎が近く解体されることがわかった。開業から100年近く地域住民に親しまれた駅舎だけに、現地保存を求める声があったが、新たに整備する関連施設が現在地に重なることに加え、老朽化や除染の面から課題が多く、保存や移設を断念した。

 町やJR東日本によると、木造の駅舎は駅が開業した1921(大正10)年から使われていたもの。春になると、戦前や戦後に植樹されたサクラやツツジがホームの近くに咲き誇り、2002年には「東北の駅百選」に選ばれた。

 11年の原発事故で、町全域に避難指示が出され、駅を含む「夜の森地区」は帰還困難区域に。JR常磐線は区間運休となり、駅も全面休業に。6千株のツツジは除染のため根元を残して伐採されたが、駅舎はそのまま残っている。

 原発事故の苦難に直面しながら復興や人の営みなど町の移ろいを見守ってきた駅舎については一部住民らから「文化財級の価値がある」と保存を求める声が上がったが、駅周辺の再整備の関係で「旧駅舎が整備の支障になる」(JR東・水戸支社)と断念。町も「建物の老朽化が進み、移設も除染も困難」と判断した。

 関係者によると、両者は昨年7…

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